東京や横浜をぷらぷら歩くのが好きです。今日は品川シーサイド~天王洲アイル~港南~品川のお散歩記録です。
マンション購入を検討していると、マンション好きコミュニティが存在しており、そこで東京の湾岸は大人気のエリアということがわかりました。月島、佃、勝どき、晴海、豊洲、東雲、有明、芝浦・・・中央区、江東区が中心です。湾岸はどんな街なのか気になり、今回は品川区~港区の品川湾岸エリアを歩いてみました。
横浜の桜木町~石川町のベイエリアが好きなのでよく訪れるのですが、東京湾岸エリアはお台場にたまに遊びに行ったり、豊洲(豊洲市場とチームラボプラネッツ、ららぽーと)を訪れたことがあるだけでした。豊洲でも感じましたが、湾岸エリアは道が広く区画が整理されていて公園も多い、マンションを中心とした新しく少し無機質な住宅エリアでした。夜景が奇麗なので今度は夜も訪れてみたいです。
本日のお散歩マップ(品川湾岸エリア)
鮫洲駅~品川シーサイド駅~天王洲アイル駅~品川駅をお散歩しました。(天王洲アイル~品川駅は別日にお散歩しました。)街歩きのランドマークとルートをGoogleマップでまとめました。
鮫洲駅⇒イオンスタイル品川シーサイド⇒天王洲アイル駅⇒T.Y.HARBOR⇒遊歩道⇒港南緑水公園⇒品川駅というルートでした。ルート的には5kmほどなので淡々と歩けば1時間ちょっとで着くかと思いますが、寄り道しながらだと2時間以上はかかると思います。大井町からだとプラス15~20分程度です。途中のランドマークとしては新築マンションや有名マンションもありました。天王洲アイル駅周辺はおしゃれなレストランやアートギャラリーがあるようですが、今回はT.Y.HARBORを見ただけで、訪れていません。寺田倉庫の建築倉庫ミュージアムにはぜひ行ってみたいです。
※実際歩いたルートの一部を動画で一番最後にまとめてあります↓
品川シーサイドエリア
品川シーサイドは京浜運河沿いの品川区のウォーターフロント再開発地域です。京急青物横丁駅にも近いですが、今回はお隣の鮫洲駅からスタートです。鮫洲駅を出て第一京浜を進み、南品川三丁目の交差点を右折し進みます。途中右手には鮫洲運動公園が見えます。八潮橋交差点で曲がると海岸通りで、左手が品川シーサイドや天王洲アイル方向で、右手が鮫洲運転免許場や大井競馬場方面です。通りには最近分譲されたマンションやイオンスタイル品川シーサイドが並んでいます。道路が広く、交通量は多いです。
広い道路の左右にオフィスやマンションが立ち並んでいます。小規模の雑居ビルではなく、大きな建物が多く、雑多な感じはないです。海に近いですが、京浜運河はもう一本道路を挟み、物流倉庫などは見当たりません。商業施設はイオンスタイル品川シーサイド一強のようでした。大規模店で駅直結ですし、この街の中心商業施設として、スーパー、レストラン、日用品と、普段使いでは何でも揃いそうです。子ども向けのフロアもありファミリーにもありがたいです。勤めている人も住んでいる人も便利だと思います。個人的にはカフェやレストランなどの個人経営の小さいお店が少ないのは少し寂しいです。京急の青物横丁駅を利用している住民の方も多いのかもしれません。
湾岸通りの建物で気になったのはこちらです。
プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー&レジデンスです。2018年~2019年のマンションです。タワーは品川シーサイド駅・イオンスタイル品川シーサイドのすぐ横で便利だと思いました。
グランドメゾン品川シーサイドの杜です。かなり最近できた新築マンションです。品川シーサイド駅から湾岸通りを挟んだところにあります。木々が豊かでお庭がおしゃれです。
後日、再度品川シーサイドを訪れる機会があり、帰りにイオンの前の大通りをまっすぐに進み大井町駅まで歩いてみたのですが、京急の青物横丁駅がかなり近かったです。青物横丁駅周辺は小さな商店街でお店も多く、品川シーサイド駅周辺とは違った活気がありました。近くに青物横丁のような昔ながらの雑多なエリアがあるのは、天王洲アイルや港南、東雲、豊洲とはまた違った環境で、人によっては品川シーサイドを住まいに選ぶ1つの理由にはなりそうです。
天王洲アイルエリア
そのまま湾岸通りをまっすぐ進みます。雰囲気は品川シーサイド付近とあまり変わらないです。東品川三丁目交差点で大きなマンションにつきあたりました。2005年にできたラグナタワーでした。
東品川海上公園に隣接していて、マンションのすぐ横に公園の入り口がありました。右の写真のとおり天王洲運河にも近いです。最寄りの天王洲アイル駅からは少し離れていますが、公園を通って駅に行けるのはいいですね。
運河にかかっている橋はアイル橋といって東品川海上公園と天王洲公園とを結ぶ遊歩道だそうです。今回は公園にはいきませんでしたが、ぜひ訪れてみたいです。子ども達がたくさん遊んでいました。
今回はアイル橋ではなく、東品川海上公園を通り過ぎて交差点を左に曲がり、京浜運河と首都高に近い道路を歩きました。運河にかかる道路は風が強かったです。目の前にはCanonの大きなビルが見えます。Canonのビルを横目にずっと進むと、りんかい線天王洲アイル駅に到着です。相変わらず道は広いです。
りんかい線の天王洲アイル駅を左手に進むと天王洲アイルの交差点につきあたります。道路を渡れば東京モノレールの天王洲アイル駅です。今回は少し寄り道をして、品川埠頭橋へ。京浜運河にかかる橋です。橋の先は倉庫街が中心ですが、最近はマンションもできたようです。
品川埠頭橋から撮影した品川イーストシティタワー(分譲中)とシティテラス品川イーストです。目の前が京浜運河です。駅に行くのに橋を毎日渡るのは大変ですが、眺望は良さそうです。かなり開けています。下の写真は品川埠頭橋からの運河の様子です。天気が曇りで写真が残念。
戻って、天王洲アイルのランドマークスポット、T.Y.HARBORへ。途中いくつかのビルを通り抜けましたが、オフィスやホテルがメインで、下の階に飲食店やコンビニが入っているところが多かったです。大きなスーパーはないようで、品川シーサイドとは大分イメージは違います。運河沿いに行くと少し雰囲気が変わりおしゃれな感じに。天王洲アイルは街区全体が埋立地の再開発地域ですが、特に水辺の景観を大切にしており、ロケーション撮影にも多く使われている地域だそうです。T.Y.HARBORは天王洲運河沿いにある古い倉庫をリノベーションしたレストランです。お仕事なのか、テラスにいる方が皆さんが談笑しながらおしゃれにパソコンを開いていました。今回は前を通っただけなので、また今度誰かと行ってみたいですね。
ボードウォークからの運河沿いの景色です。水門、そして港南のマンションがたくさん見えます。
そのまま天王洲ふれあい橋を渡り、天王洲運河沿い遊歩道を歩いて抜け、港区の港南地区へ。対岸の天王洲アイルの街はこんな感じに見えました。右の写真の橋がふれあい橋でT.Y.HARBORのすぐ横から渡れます。
(2020年8月追記)T.Y.HARBOR & ボンドストリート
天王洲アイルに用があり、再訪しました。しかも2回。寺田倉庫で実施されていた「クラシックホテル展」を見に行こうと思ったのですが、一度目→閉館日を調べておらずやっていなかった、二度目→行ってはみたものの事前予約と知らず満席で入れなかったという残念な感じで、二回ともT.Y.HARBORでご飯だけ食べて終わっています…(泣)。ちなみに寺田倉庫の建築倉庫ミュージアムは海岸通り沿いにあります。
T.H.HARBOR
水辺のおしゃれなブルワリーレストランです。醸造所が併設されていて、店内醸造のビールが飲めます。2回ともランチでいったので、今回はビールは飲みませんでした。
1回目は平日昼、2回目は休日昼にお伺いしましたが、どちらもほぼ満席、繁盛していました。平日はビジネス客も多そうで、平日の方が混んでいるかな、という印象です。店内は天井が高く、テラス席もあるので風通しはよいです。ホールの方々も飲み物がなくなるとすぐに気づいて来てくれるなど、しっかりと対応されていました。客層としては子供連れのママ、カップル、ビジネスっぽい会話をされているグループ、昼休みのサラリーマンなど多種多様ですが、湾岸水辺のイメージ通り、かっちりというよりおしゃれでラフな方が多い印象です。
コロナ対策でいうと対策はされていますが、若干不安な部分はありました。入口で消毒用アルコールは設置されており、メニューについては紙のメニュー表はなく、ウェブ上で確認します。また、お客さんが退席したあともしっかりテーブルを消毒されていました。ただ、おしぼりがなかったり、隣のテーブルとの間隔が広くはなかったことが気になりました。昼でもお酒を飲む方はいるので、風通しはよくても、この距離で大声で話されると不安だな、という感じです。人気店で人が多いのでなおさら。まあ、開放的な雰囲気が魅力のお店なので、気にする人は来るなというところですね。こもっているわけではないので換気はされていますし。
メニューについては完全に平日昼がお得です!!
こちら平日のランチ、サンドウィッチとパスタ(1000~1400円くらいがメインの価格帯、ハンバーガーは1800円~)ですが、オリジナルハーブティーと自家製焙煎コーヒー、パン(お隣のパン屋レッドワークスで焼いているそうです)がお代わり自由です。+500円でスープやサラダ、デザートをつけることができます。全体的に量が多かったです。
パスタは割と普通でした 1人で食べるには大きすぎます…(笑) 焼き立て美味しい! ポテトすごい!!
一方で休日はメインの価格が+500円くらい上がる感じで、サイドメニューはつきません。
というわけで平日を知ってしまうと休日昼はあまりうま味を感じません。平日昼に行くのはなかなか難しいのですが。あとは夜ですね。お酒とアラカルトメニューはどんな感じなのだろう??
T.Y.HARBOR
【所在地】東京都品川区東品川2-1-3
【アクセス】東京モノレール 天王洲アイル駅 中央口、
りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より 徒歩約5分
【営業時間】ランチ
平日: 11:30〜15:00 (14:00 L.O.)
土日祝: 11:30〜16:00 (15:00 L.O.)
ディナー 17:30〜23:00 (22:00 L.O.)
【ウェブサイト】
(公式)https://www.tysons.jp/tyharbor/
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131404/13004775/
ボンドストリート
T.Y.HARBORのあるふれあい橋付近と海岸通りをつなぐ道です。倉庫をリノベーションした天井の高いショップやレストランが並んでいます。飲食店がT.Y.HARBORにお客さんをとられているのか、呼び込みをされていて少し切なくなりました。東横インの三味線を弾くお姉さんの壁画が印象的。内山コンクリートの外壁もアートになっていました。この跡地が何になるか、期待されている方も多いようです。
港南エリア~品川駅
遊歩道を抜けた後は左手に進むと港南方面です。左に東京海洋大学のグラウンドを見ながら進みます。
進むとこれまで京浜運河を見ると圧倒的な存在感を放っていたマンション、ワールドシティタワーズが右手に現れます。10年前に分譲された3棟の大規模タワーマンションです。2000戸だそうです。3棟あわせてかなり大きく、デザインもきらきらしていて綺麗です。すぐ横に港南緑水公園があり、市民、特に子ども達の憩いの場となっています。マンションのすぐ横が公園なのはファミリーにとっては素晴らしいですね。
さて、この日はこのあと天王洲アイル駅から戻ったのですが(品川駅より天王洲アイル駅の方が恐らく近い)、後日季節と天気を変え、今度は品川駅からまた港南を訪れたのでその写真でこの先をご紹介をします。
マンションの下にはマルエツやクリニックが入っており、日常生活には困らなそうです。便利です。
またマンションの敷地の目の前にモノレールが走っています。これには下を歩いてて少し驚きました。運行頻度もそこそこです。
マンション内は通行可能なボードウォークがあり、お邪魔しましたが、目の前が運河で開放感があり、通路横にはヤシの木も生えていて、リゾート感が満載でした。ボードウォークから見えるエントランスはガラス張りで広く、天井が高く立派でした。都心のリゾートマンションのようなイメージでしょうか。
品川駅港南口からは徒歩15分以上はかかりました。自転車利用だとちょうど良さそうです。港南緑水公園前の大通りをまっすぐに進むと品川駅です。やはり整備されていて道が広かったです。駅から離れるにつれ、オフィス街から住宅街に街が変わっていきます。港南二丁目交差点付近はオフィスワーカーではなく港南の住民と思われる方が何名もいらっしゃいました。写真は港南緑水公園から品川駅のイメージでつなげています。
港南緑水公園の目の前の大通りを進む 東京海洋大学横を進む 高浜運河を越えます 港南二丁目交差点(横は旧海岸通り) 港南のオフィス街を抜ける JR品川駅港南口
港南緑水公園とワールドシティタワーズしか結局見ていませんが、駅からは少し遠い分、リゾート感が強く、公園が充実しており、学校も付近にあるようなのでファミリーを中心に住民のコミュニティが強そうです。もっと品川駅寄りのマンションも港南にはあるようで、港南はオフィス街という顔の他、高浜運河を越えればターミナルオフィス街に徒歩で行ける整備された住宅街という一面を持つことが歩いてみてわかりました。湾岸なのでマンションの眺望も良さそうです。港区というのも住宅地としての魅力の一つかもしれません。
品川湾岸エリア街歩きの感想
品川湾岸エリアを歩いて目立ったのは
オフィス、マンション、運河、公園、道の広さ、倉庫
です。
どのエリアも湾岸の埋立地のため、区画が整備されており街全体が綺麗で、道が広いです。住宅も多いですが、一戸建てはなく、大きなマンションがたくさんありました。なかなか戸建ての土地は出てこなそうですし、なにより湾岸は広い土地を活かした共用施設とタワーからの眺望が魅力ということを実感しました。品川シーサイド、天王洲アイルはオフィスが多く、高浜運河を越えた港南は住宅や学校、公園がメインでした。運河に面しているエリアは公園が豊富で、倉庫はまだたくさんあるものの、天王洲アイルでは倉庫をレストランにしたり、ギャラリーにしたり街のランドマークとして活用されていました。ただ、日常生活は足りるものの、飲食店などを含めた商業施設はあまり多くなく、新しい街がゆえに歴史ある建物や施設がないのは、お散歩する街としては少し物足りなさを感じました。これは新しい住宅地なので仕方ないですね。
あとはまた夜に訪れてみると、夜景の美しさからまた違った魅力があるのだと思います。ぜひ行ってみたいです。
今回のお散歩のコースを動画にまとめました。品川シーサイド~天王洲アイル~ワールドシティタワーズの一部で、ほとんど道路の映像ですが、街の雰囲気はつかめると思います。
今回は有名マンションを実際に見ることができて楽しかったです。実際歩かなくてはわからないことも多いので、引き続きいろいろな街を訪れてみたいと思います!他の湾岸エリアも気になります。
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