※この記事は新型コロナウイルスが流行する直前の2020年3月に書いており、その時の気持ちや状況をそのまま残してあります。桜は何年たっても変わらず美しいです。
こんにちは。 段々と春めいてきてそろそろ桜の季節です。 私は花見と紅葉狩りが好きで、春と秋はよく都内の公園に出かけます。
今回はここ2、3年に訪れた東京の桜の名所を5か所、写真とともにポイントをまとめてみました。どこも美しい桜が見られるので、おすすめです。都心にあり、行きやすい有名、定番スポットです。ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
2020年の東京は3月14日に既に桜が開花しています。全国で一番乗りです。見ごろは1週間後の3月22日の週になりそうです。京都の桜も好きでたまにこの時期に花見に行くのですが、京都は東京より1週間ほど遅そうです。月末から4月頭が見ごろです。
新型コロナウイルスの影響で花見も自粛ムード、様々な箇所でイベントが中止になったり、着座での宴会が禁止されています。ふらっと歩いて見に行きたいですが、人気スポットは混雑しているとやはりウイルスは怖いですね・・・
上野恩賜公園
言わずと知れた桜の名所、上野公園です。約800本の桜の木があります。 ここでの花見の歴史は江戸時代に遡るそうです。
皆さまご存知のとおり、桜の時期はめちゃくちゃ混みます。上野公園は動物園や美術館、博物館、お寺、おしゃれなスタバなどたくさんの見どころがあります。春はそれに桜も加わり、一層混雑します。 海外からの旅行者も多いです、ぞろぞろ歩いていました。上野駅からすぐで行きやすいですもんね。夜も多くの人が桜の木の下で宴会しています。
道の両脇に桜が植えられており、歩きながら花見を楽しむことができます。大きくて見事です。
不忍池の周りにもたくさんの桜があります。(下の写真だと真向いのタワマンが気になります…)
弁天堂付近にも桜の木が植えられています。この写真こそが桜の時期の上野公園!参道に人多すぎ!!なかなか動けません。露店で買うのも大変そうです。弁天堂は公園内からだと西に進み、階段を降りて道路を超えた先にあります。このときは階段の上から写真だけ取ってさすがに進むのを諦めました…
※2020年は新型コロナウイルスの影響で花見目的の宴会は自粛するよう東京都が求めています。その他、一部施設も臨時休業しているようです(2020年3月時点)。
ポイント
沿道の桜は見事!でもめちゃくちゃ混んでいます!!
上野恩賜公園
【所在地】 東京都台東区上野公園・池之端三丁目
【アクセス】 JR・東京メトロ 上野駅公園改札口より徒歩2分
京成本線 京成上野駅より徒歩1分
新宿御苑
新宿御苑は皇室の庭園が戦後国民に一般公開された広大な公園で、新宿区と渋谷区に跨っています。 都会のオアシスで、休日に御苑で子どもと遊んだり、くつろいでいる人も多いです。園内にはいくつもの庭園があり 、1000本以上の桜の木が植えられています。広いです。花見に訪れたときも2時間散策しました。
開園時間はこの時期は9:00~17:30で、入園料は大人500円、高校生以上の学生が250円、子どもが無料です。2018年に訪れたときは200円だったので、いつの間にか大分値上げしています!こちらも訪れる外国人旅行者が増えていたのでそのせいでしょうか。開園時間は1時間伸びましたね。
やはり花見の季節は混雑しています。このときは千駄ケ谷門から入園しましたが、チケットを買うのに10分くらい並びました。といっても千駄ケ谷門は他の門より空いているようです。帰りに新宿門の横を通りましたが、隣の新宿高校辺りまで列が伸びていました。 なお、新宿御苑はアルコール類の持ち込みは禁止されており、宴会はできません。 それ以外の食べ物や飲み物の持ち込みはできるので、ピクニックはOKです。
門から入ると、早速見事な桜たちのお出迎えです。 この日は満開で桜が青空に映えてとても美しかったです。
芝生の周りをぐるっと桜が植えられていて、皆さん芝生の上のシートを敷いて、ご飯を食べたり、写真をとったり、くつろいでいました。まさにピクニック日和でした。ファミリー多いですね。
その他、日本庭園の桜も見事でした。
※2020年は新型コロナウイルスの影響でレジャーシートを使用した花見は禁止となりました。ライトアップイベントは中止、混雑の場合は入場規制を行うそうです(2020年3月時点)。
ポイント
有料で入場に時間がかかります。
都会のど真ん中で友達や家族とピクニック気分で花見ができます!
新宿御苑
【所在地】 東京都新宿区内藤町11丁目
【アクセス】
(新宿門)JR新宿駅南口より徒歩10分/東京メトロ新宿御苑駅・新宿三丁目駅より徒歩5分
(大木戸門)東京メトロ新宿御苑駅 駅より徒歩5分
(千駄ケ谷門)JR千駄ヶ谷駅・ 都営地下鉄国立競技場前駅 より徒歩5分
目黒川の夜桜
目黒川沿いは4kmにわたって800本のソメイヨシノが植えられています。桜のシーズンにはライトアップされた桜を楽しむことができます。
ライトアップを見に訪れたときは、目黒駅を降りて、目黒川に沿って中目黒駅まで歩きました。メイン会場が中目黒駅の方だと知らず、途中一部ライトアップされていない区間もあり、夜道が意外と暗いな、と思いながら歩いていました。ぼんぼりの灯かりはありましたが、それだけでは川自体や対岸は暗くてあまり見えず、薄暗い感じでした。駅間を回遊している人はそんなに多くないのかもしれません。
しかし中目黒駅に近づくと、だんだん道も明るくなり、ライトアップされた桜がたくさん現れました!昼と趣が異なり、夜灯かりに照らされた桜も美しかったです。花見客もかなり増え、中目黒駅周辺は大変混雑していました。皆ぱしゃぱしゃ写真を撮っていました(私もですね)。
そのまま目黒川沿いを進みました。川の両サイドのほとんどの桜の木がライトアップされていて素敵でした。幻想的です。青⇒赤⇒緑とどんどん色が変化するライトアップもありました。
テイクアウトで食べ物や飲み物(アルコールもOK!)を販売しているキッチンカーが川沿いにたくさんあり、食べ歩きをしながら桜を鑑賞されている方も多かったです。中目黒という街の雰囲気もあり、若い人やカップルが多かったです。やはり結構混んでいました。私はそのまま川沿いを歩き、池尻大橋駅から帰りました。
最後に、私が非常に残念だったのは、中目黒駅周辺の道端にゴミが置いてあったことです。テイクアウトで購入した使い捨てのプラスチックのコップや瓶、食べ物がくるんであっただろう紙などが自動販売機の横にごそっと置いてありました。予想以上にゴミが多かったのか、主催者側もゴミ箱を多く用意できなかったのかもしれませんが、ゴミを道に置いて帰るのではなく、袋に入れて持って帰るなど一人一人の心持ちが大切なのだと思います。中目黒はおしゃれな街のイメージなので、個人的にはがっかりしてしまいました… せっかくの素敵な花見イベントも台無しになってしまいます。
※2020年は新型コロナウイルスの影響でライトアップやキッチンカーの出店は中止だそうです(2020年3月時点)。残念!!!
ポイント
食べ飲み歩きをしながらライトアップされた幻想的な桜を鑑賞できます!
※ごみ箱が足りないかもしれないので持ち帰れるよう準備をするとよいかもしれません。
目黒川
【所在地】東京都目黒区中目黒二丁目付近(目黒川沿い)
【アクセス】
(目黒川上流)東急池尻大橋駅から徒歩2分
(目黒川中流)東急・東京メトロ中目黒駅から徒歩2分
(目黒川下流)JR目黒駅より徒歩5分
代々木公園
代々木公園は明治神宮の隣にある広大な公園です。公園ではたくさんの人々がいつもジョギングやサイクリングをしたり、犬と散歩をしたり、学生や子供たちが集まって歌ったり、踊ったり、キャッチボールをしたりして遊んでいます。意外にも都心にはたくさん広い公園があります。そしてここも桜の季節になるとたくさんの人が花見に訪れます。700本桜の木があります。
訪れたときは残念ながら既に見ごろのピークは終わっていましたが、新宿御苑と同じで、芝生ではないですが、シートを敷いて座って花見をしている方がたくさんいました。
公園内には池や噴水もあります。このときは池に桜の花びらが浮かんでいてそれもまた綺麗でした。
代々木公園は桜の木がどこか1か所に並んでいるわけではなく、広い公園内の様々な箇所に桜があるため、全体としてはそんなに混んでいない印象でした。ピークを過ぎた後に訪れたので、もちろん花見客は減っていますが、上の3つのスポットよりは花見をしやすい気がしました。着座して花見する場合は場所取りは必要かもしれませんが、ジョギングしながら、犬と散歩しながら、などそれぞれのスタイルでお花見ができそうです。
※2020年は新型コロナウイルスの影響で花見目的の宴会を自粛するよう東京都が求めています。
ポイント
ジョギングやお散歩、広場で遊んだりしながら、お花見ができそうです。
代々木公園
【所在地】東京都渋谷区代々木神園町神南2丁目
【アクセス】JR原宿駅・東京メトロ明治神宮前駅より徒歩3分
千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵は皇居の北西に位置するお濠で、都内でも有数の桜の名所です。お濠に咲く桜の風景は壮観で、5年以上前に一度訪れたときに記憶に残り、昨年再度訪れました。千鳥ヶ淵緑道と千鳥ヶ淵公園があります。千代田区九段・麹町に位置し、皇居の桜なのでまさに東京の中心にある桜スポットです。
千鳥ヶ淵緑道
千鳥ヶ淵緑道は皇居のお濠に沿った道でたくさんの桜の木が植えられています。対岸にも桜の木がお濠に向かって咲いており、お濠を挟んで桜が咲いている風景がとても美しいです。この風景を見るために毎年春に多くの人が訪れ、東京でも有数の桜の写真スポットです。本当に素晴らしいです!
千鳥ヶ淵はボートで散策することができます。このボート乗り場がフォトスポットになっています。多くの人が写真を撮っており、行列でした。ボートに乗ってお濠から桜を見るのもきっと素敵ですね。いつかやってみたい。
千鳥ヶ淵公園
千鳥ヶ淵公園は半蔵門から千鳥ヶ淵交差点まで続く公園です。約170本の桜の木があります。多くの人が花見に訪れ、中にはシートに座って桜を鑑賞している人々もいます。千鳥ヶ淵緑道よりは花見客が少なく、自分のペースで歩いてお花見ができます。お濠沿いの横に長い公園ですが、あまり広くはないので、そんなに散策にも時間はかからないと思います。
この公園からもお濠と桜の風景も見ることができます。写真をうまく撮れませんでしたが、国会議事堂を背景にした桜とお濠の風景も見ることができます。
※2020年は新型コロナウイルスの影響でボートの営業は停止、夜間ライトアップも中止となっています。
ポイント
都内有数の桜の名所、フォトスポットです。お濠と桜の風景は壮観です!
千鳥ヶ淵緑道
【所在地】東京都千代田区九段南2丁目
【アクセス】東京メトロ九段下駅・半蔵門駅から徒歩5分
千鳥ヶ淵公園
【所在地】東京都千代田区麹町1-2
【アクセス】 東京メトロ半蔵門駅から徒歩5分
以上都内有数の桜の名所5つでした。今度はもう少し穴場的な場所も綴りたいと思います。
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