【おすすめ7選】不要な服の販売・回収・寄付できるサイトや店舗

暮らし

こんにちは。SDGsの考え方が広がり、よりエコやサステナブルへの関心が高まっているように感じる今日この頃。今回は私が実践している不要になった服のリサイクル方法について書き留めてみました。
ついつい服を買いすぎてしまうので、定期的に服の整理をしています。よくあるのが、福袋を買ってみると好みに合わない服や手持ちと似ている服があった、通販サイトで買ってみたらサイズやイメージが違った、などです。あとはよれや毛玉が出てきて、同じような服に買い換えることもあります。特にセーターについては誰か毛玉が出ない方法を教えてほしいです・・・
お金も資源ももったいないですね…。自分が好きな服は値段に関わらず10年くらい着ていたりするので、うまく自分にフィットする服を見つけたいものです。

まだ着られる服については、貧乏性なのでゴミとして捨てるのが苦手です。着られる服はできれば誰かに譲りたい、それが難しければリサイクルをしたいと考えています。 もちろん一番いいのはむやみやたらに買わないことなのでしょうが、少しでも他の人や社会の役に立てれば、環境にいい形で断捨離できればと思っています。

私の場合、住んでいる自治体のリサイクル回収に出しづらいので、安く売るか、引き取ってもらうかのどちらかです。
最近は世の中としてサステナブルな取り組みが広まっていて、古着を引き取るアパレル企業も増えています。店舗に持っていくか、寄付としてNPO団体に送ることが多いので、この記事にまとめておきます。

フリマアプリで売る

新しい服や比較的きれいな古着を手放すときはメルカリで売ってみることがあります。

いまやフリマアプリはかなりメジャーになったので、説明も今更感がありますが…売りたい洋服を写真で撮って出品します。説明文は丁寧な方が好まれるので、服のサイズや使用感、使用頻度などを細かく記載します。価格は類似商品を検索して相場を把握して設定します。発送はお互いの住所がわからない匿名発送がオススメです。
販売中はいいねがたくさんついても売れなかったり、値引き交渉もされます。
売れたら購入者とやり取りをして梱包して送りますが、ビニールに包み、ダンボールか紙袋に入れます。コンビニや郵便局に持ち込み発送します。

手間がかなりかかります。時間がないと面倒くさいと思います。忙しい方には向いていないですね…私も最近は売る方についてはほとんど使えていないです。

手数料10%と送料を引かれ、さらに出品から発送までにかけている時間を考えると、あまり利益は期待できません。リサイクルショップや古着買取サイトと比較すると、自分で高値に価格を設定できますが、その分手間はかかりますし、うまく売れないことも多いです。自分が不要になったものを安く譲って捨てずに購入者に使ってもらうという考え方で使うのがいいと思います。
ちなみに本を売るのはおすすめです!梱包も簡単ですし、人気の本であればすぐ売れます。ブックオフの査定よりはたいてい高い価格で売ることができると思います。
メルカリは気軽に自分で価格を設定してものを売れる手段を持てることが利点ですかね。

メルカリで服を売るメリット
気軽に自分で価格を設定して服を売れます!(忙しい方には向いていません)

店舗や引き取りキャンペーンに持っていく

以下の3つの店舗やキャンペーンをよく利用します。

H&M

最もよく利用しているのはH&Mの回収プログラムです。
衣類回収プログラム
https://www2.hm.com/ja_jp/ladies/shop-by-feature/16r-garment-collecting.html

いらなくなった衣類は袋に詰めてお近くのH&Mのリサイクルボックスへ。 どんな衣類でも結構です。ブランドや状態は問いません、たとえ靴下片方だけでも、着古したTシャツでも、古いシーツでもOK。 回収された衣料は最寄りの再生プラントへ運ばれ、手作業で分類されます。 衣類回収サービスで得られた過剰金のすべては、繊維リサイクルの研究機関や社会活動に寄付されます。お持ち込み一袋につき、一枚クーポンを一枚差し上げます。次回のショッピング時にお使いください。

上記サイトより引用 H&M 『衣類回収プログラム』

H&Mでは店頭で衣類を回収しており、ブランドや状態は問いません。衣類と引き換えに期間限定のクーポン(3000円以上の購入で500円割引)をもらえます。回収された衣類はRewear(古着として販売)、Reuse(服などに再利用)、Recycle(織物繊維として別の製品へ)されます。

※2021年春より電子クーポンになりました。

H&Mはファストファッションブランドであり、シーズンごとに買い直ししやすく、大量の衣服の廃棄が問題になっているが故、サステナブルな取り組みを率先して行っているのかもしれません。以前は無料だったプラスチックの買い物袋を、紙袋にして有料とするのも早かったです。通年でプログラムを実施しているので、いつで服をも持っていけますし、クーポンも価格帯的に非常に使いやすいので、たまに購入するときにしっかり使っています。最近店舗数が減って店舗へ行きづらくなっているのが少しネックです。

H&M 衣類回収プログラム
店舗は少ないですが、ブランドや状態を問わず通年で引き取りが可能です。

500円オフのクーポンもついてお得です。

ワールドエコロモキャンペーン

アパレル企業ワールドのキャンペーンも開催の度によく利用しています。
http://corp.world.co.jp/csr/social/ecoromo/

「エコロモ」とは、“エコロジー”と“衣(コロモ)”をかけ合わせたワールド独自の造語です。当社では、“リユース、リサイクルを通じて衣料品の価値を最後まで無駄なく活かすこと”を目的に、2009年秋より、社会貢献活動の一環として、お客様の不用な衣料品をお引き取りする「ワールド エコロモ キャンペーン」を実施しています。

上記サイトより引用 ワールド 『ワールドエコロモキャンペーン』

2011年秋冬からは、リサイクルパートナーと連携し、お引き取りした衣料品をリサイクルパートナーへ販売し、衣料品のリユース(再利用)を行うと共に、収益金を支援を必要としているこども達の未来のために役立てていただけるよう、寄付を行っています。

上記サイトより引用 ワールド 『ワールドエコロモキャンペーン』

日本の代表的なアパレル企業であるワールドが社会貢献活動として行っている衣類回収キャンペーンです。年に数回行われており、提携の百貨店(ホームページに記載あり)やショッピングモールの特設会場に洗濯済の衣類を持ち込みます。ワールド製品でなくてもOKです。衣料品1点につき百貨店では5000円以上の購入で1000円のOFFチケット、ショッピングモールでは3000円以上の購入で500円のOFFチケットと交換になります。

こちらは東京大丸で交換したものです。

エコロモキャンペーンでは提携先のショッピングモールが近くにないため、日程が合うときに近い百貨店に持ち込みます。会場の係の方に衣類を渡すのですが、百貨店という土地柄、周りに上品な方も多いので、毛玉がついていたり、毛羽立っている服はなんだか恥ずかしく、割ときれいな服をいつも持っていきます(笑)。チケットと交換ではありますが、百貨店であまり服を購入しないので、これまで何回ももらっていますが、チケットを使ったことはありません・・・(泣)
クーポンは使いませんが、ワールドの服はよく買いますし、安心して不要な服を預けることができるので、毎回開催をチェックしています。

ワールドエコロモキャンペーン
提携先の百貨店やショッピングモールをよく使う方にはクーポンもあり、おすすめです。
キャンペーンの時期は不定期なのでネットで要チェック

ユニクロ

ユニクロ・ジーユー製品のみ、通年で店舗にリサイクルBOXを設置して回収しています。
全商品リサイクル活動
h
ttps://www.uniqlo.com/jp/sustainability/recycle/

お客様のもとで不要になった服を最大限に活かすことも、ユニクロの大事な使命です。わたしたちは、ユニクロ・ジーユー店舗で回収した服をリユースとして活用し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界各地のNGO・NPOとともに、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けています。そして、リユースしない服は燃料やリサイクル素材として活用することで、服のチカラを活かしきる取り組みを進めています。

上記サイトより引用 ユニクロ『全商品リサイクル活動

ユニクロ・ジーユー製品のみ回収なので、利用頻度は高くないですが、たまに服を持っていきます。ユニクロは店舗数が多いので、気軽に持っていけます。H&Mも同じですが、ファストファッション業界では、サステナブルな取り組みが進んでいます。
ダウンコート回収など、クーポン券がもらえることもあるみたいです。

ユニクロの全商品リサイクル活動
ユニクロ・ジーユー製品をたくさん買い、頻繁に買い替えていると利用しやすいです

寄付する

企業ではなくNPO団体等に寄付をするのも一つの手段です。この場合は、自分で梱包をして、送料や募金を負担して送る場合もあります。

わかちあいプロジェクト

わかちあいプロジェクトはフェアトレードと難民支援活動を通して開発途上国の人々を支える国際協力NGOです。不要になった衣類を難民キャンプなど、年に1度、開発途上国に送っています。私は学生時代からこのプロジェクトを通じて、服を送っています。
難民古着支援プロジェクト
https://www.wakachiai.com/clothes/

わかちあいプロジェクトでは、年に1度、開発途上国の人々へ衣類を送る古着支援プロジェクトを実施しています。「気がついたら家にたくさん服が眠っていた…」「もう着なくなった服があるけれど、捨てるのはもったいない!」そんな方は、ぜひ私たちの支援活動にご協力ください。わかちあいプロジェクトが代わって皆さまの衣類を、世界で必要としている人へと届けます。

記サイトより引用 わかちあいプロジェクト『古着難民支援プロジェクト』

送料の他、ダンボール1箱あたり2000円の古着募金金額が必要となります。特に子ども服や作業服が好まれるそうです。送った衣類は難民キャンプなどで実際に着用されますので、状態が悪い服は送れません。
企業の回収プログラムと違うのは、直接衣類が必要とされている方に渡るところでしょうか。また、店舗持ち込みではないので、段ボールでまとめて古着を送ることができます。

古着deワクチン

「古着deワクチン」は不要な衣類を専用回収キットにいれて送付すると、古着が途上国で販売される他、子どもたちにポリオワクチンを届けることができるサービスです。
https://furugidevaccine.etsl.jp/

元はリクルートの通販事業からうまれたサービスで、現在は日本リユースシステム株式会社、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(ゼクシィBaby)、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会で共同企画しているそうです。

専用回収キットは送料込みの3300円で購入することができ、30㎏まで衣類をいれることが可能で、服をつめたら集荷をお願いする形です。実際使ってみました。

専用キットが小さな箱で届きます。左側の茶色い袋です。かなりコンパクトに折りたためられていますが、開くと、

こんな感じに大きくなります。紙ですが、かなり強い作りになっており、シャツだと約100着詰めることができまるそうです。説明書にはこんな内容が。

写真のとおり、衣類を途上国まで送るのに、福祉作業所の作業や現地雇用など様々な仕組みが工夫されています。お金はかかりますが、たくさんの衣類を一気に片づけることができ、ビジネスを生み出して社会の役に立っているのも魅力です。

わかちあいプロジェクト/ 古着deワクチン
寄付や雇用の創出等、困っている人を助けたい方におすすめです。
また、送付するので大量に衣類を送れます。ただし、送料や募金負担があります。

ファッションチャリティプロジェクト

多くのNPOと連携している衣類寄付サイトです。運営はブランディアの会社のようです。
https://www.waja.co.jp/fcp/

FCPは、NPO等の資金集めをお手伝いするサイトです。
寄付していただいたアイテムを、FCPが販売しお金に替えます。
そのお金(全額)が、お選びの寄付先団体の活動資金になります。

上記サイトより引用 ファッションチャリティプロジェクト 『ドナー募集』

ブランドの服を中心に、古着をファッションチャリティプロジェクトに寄付すると、サイトで販売され、収益金が連携しているNPOへの寄付金となります。寄付者はどの団体に寄付するかを選ぶことができます。サイトに登録し、寄付を申し込み、宅配業者に着払いで集荷を依頼します。梱包キットも頼めば届けてくれるようです。服を梱包し送付すると、ファッションチャリティプロジェクトが価格を設定し、販売を行い、売れるとその金額が選んだ団体への寄付金となります。特定のブランドは売れると寄付金控除の対象にもなるようです。
販売するので綺麗な服を選ぶとよいと思います。私は今回メルカリで売れなかった新品の衣類を送ることにしました。売り手も買い手も寄付として貢献できるのがいいですね。

ファッションチャリティプロジェクト
ブランドの服を寄付したい方におすすめです。サイトに登録をすれば、申請して梱包して送るだけなのでそんなに手間はありません。
寄付する団体を選べるのも魅力的です。

最後に

この7つ以外も様々なサイトや企業(ライトオンや無印などもそうらしい)があると思います! 服をたくさん買わずに、良いものを長く使うことを目指しながら、少しでもエコ、サステナブルになるように、これからも様々な回収プログラムや寄付を利用していこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました