【街歩き】自由が丘ってどんな街?

街歩き

こんにちは。なんとなくおしゃれで美味しいレストランやスイーツがあるイメージの自由が丘。以前よりは注目されることは減ったような気がしますが、最近ちょこちょこ訪れることもあり、自分の中の自由が丘を散歩したイメージや訪れたお店をまとめます。

自由が丘の特徴と歴史

自由が丘駅は東京都目黒区にある東急東横線、大井町線の駅です。城南エリアの街で、渋谷駅までは直通6駅で10~15分程度、東京駅までは乗換が必要で35~40分程度です。新宿・渋谷・池袋の副都心エリアに通勤・通学するには住みやすいエリアです。
東急電鉄のホームページによると、2021年度1日当たり乗降人員は東横線で72,000人、大井町線で43,000人で、若干、定期利用より定期外利用が多いようです。住んでいる方ももちろんいますが、どちらかというと外から訪れる町ですね。
駅の北は目黒区自由が丘、南は世田谷区奥沢5丁目のエリアです。高級住宅街としても有名で、戸建てが多いエリアです。低層マンションもありますが、今の相場だと1~2億くらいでしょうか。

九品仏川緑道

街の歴史はウィキペディアを参考にするとこんな感じです。

・元々は衾(ふすま)村という地名。1927年に東横線が開通し、九品仏駅が設置され、自由ヶ丘学園が建設された。この自由ヶ丘という名前が住民に定着し、1929年に大井町線が開通した際に、駅の名前が自由ヶ丘となった。
・文化人が多く住むようになり、1933年に創業した日本初のモンブランを発売する洋菓子店「モンブラン」には多くの文化人が集まった。1938年にはナボナで有名な亀屋万年堂が創業。スイーツの街の先駆け。
・1974年に九品仏川は暗渠化され、九品仏川緑道として整備され、憩いの場となっている。
・1984年にはフランスのファッション雑誌のマリ・クレール社とその日本版を創刊した中央公論社の協力を得て、地区のイメージ向上・ブランディングや集客のため、「マリ・クレール通り」が誕生した。
(参考:Wikipedia-自由が丘 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%8C%E4%B8%98

小さいおしゃれなお店が並んでいるイメージの強い自由が丘ですが、最近は近年地元主体の街づくり活動の動きが活発化してきているようです。自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業では駅前に地上14階・地下3階の大きな複合ビルが建てられます。長らく営業しており、かなり広かったピーコックストア跡地にはイオンモールが2023年に誕生予定です。詳細はイオンモールのニュースリリースにありますが、かなりおしゃれなパースとなっています。

また、2003年からあったスイーツフォレストも昨年一旦閉店し、2022年7月から若者に人気の韓国スイーツとコラボする形でリニューアルオープンしています。再開発の波が来ていますね。

自由が丘の街の様子

自由が丘の通りや施設を訪れたスポットとともに地図にまとめています。

こちらは自由が丘駅正面口と出たところにあるロータリーの写真です。ロータリーには自由の女神像があり、自由が丘駅周辺の歴史が刻まれています。

ここから北方向が自由が丘一丁目29番地区で再開発をされるエリアです。銀行や菓子店などいくつかの店舗は既に移転をしています。奥に入った小道には横浜中華街に本店がある状元樓の他、小さなお店が並んでいますが、今回の対象エリアとなっています。また、老舗のモンブランも今回の対象エリアです。どうなってしまうか心配です。

再開発の計画はこちら(目黒区ホームページ)です。ヒューリックと鹿島建設による再開発です。 

ロータリーを超えて踏切を渡ると南口です。

この南口を出てすぐの通りがマリ・クレール通りです。

意外とチェーン店が多く、そんなにおしゃれな印象はありませんでした。メルサやフレル・ウィズという中規模の商業施設もありますが、日用品が中心のようです。
一方、一本隣の通りで並行している九品仏川緑道は道の真ん中の緑道に木々が植えられ、人びとが憩うベンチが道に沿って並べられています。そして、通りの左右にはおしゃれな飲食店やカフェ、アパレル店等が並んでいます。自由が丘のイメージそのもののエリアです。

駅の北側に戻ります。かなりよく訪れるのが学園通です。飲食店やセレクトショップ、少し歩くと自由が丘公園や自由が丘の名前の由来となった自由ヶ丘学園があります。写真のとおり、道が狭いので、車が通ると歩行者は注意が必要です。とくに小さい子ども連れだと恐いかもしれません。

駅周辺は飲食店やアパレル店、インテリアショップ、コスメショップの路面店が多く立ち並びます。自由が丘の街が特徴的なところは大型の商業施設がないことと、踏切が多いこと、そしてどこも道路が狭いところだと思っています。一本入ると石畳の道になっていて自由が丘らしいおしゃれな店が並んでいます。小道はどこも狭い道で、ここもたまに車も通りますので少し怖いです。

おしゃれな自由が丘にも昭和レトロな雰囲気を感じられる箇所があり、東横線路沿いを北に歩くと自由が丘デパートひかり街という縦に長い、昔ながらの3〜4階建ての商業施設があります。道路に面していくつもの区画があり、そこにそれぞれ飲食店や雑貨屋、宝飾店や洋品店などの個人商店が並んでいます。コロナの影響か、空き店舗も目立ちます。戦後の闇市がルーツのようです。
また、駅から北東エリアは飲み屋街となっていて、他のエリアと違って狭い道に飲み屋などがひしめき合う雑多な飲み屋街となっています。

駅から離れると、大きな通り沿いはお店というよりは小〜中規模のアパート、戸建て住宅や学校が続き、さらに一本入ると閑静な住宅街です。さすが高級住宅街で、大きくて豪華な一軒家が多いです。

低層マンションだと「ザ・パークハウス自由が丘ディアナガーデン」が最近完売しており、場所は自由が丘3丁目で、学園通りよりもっと西側の高台のエリア、徒歩9分の場所です。価格は平均坪単価は約600万円、どの部屋も1億以上で最高4億近いお部屋も。すごいです、自由が丘!

直近だと「ブリリア自由が丘」が九品仏川緑道の駅に一番近いところに、そしてその少し奥の住宅街に「ザ・パークハウス自由が丘フロント」が建つようです。こちらもすごいことになりそう・・・

最後に、自由が丘駅をぐるっと見てみると、路面店と住宅はありますが、大規模なオフィスはほとんどありませんでした。オフィスや大型の商業施設や繁華街がない中で、個性的でおしゃれな路面店を目当てに多くの人が訪れる町が自由が丘ですね。また、公園は自由が丘公園しか周囲になく、エリアとして緑はあまり多くないかもしれません。

九品仏川緑道

自由が丘の象徴である九品仏川緑道ですが、九品仏浄真寺から緑が丘駅まで続く緑道となっています。自由が丘駅周辺では商業エリアとなっており、緑道は憩いのスペースでしたが、その他のエリアの緑道も歩いてみました。

九品仏浄真寺~自由が丘駅

まずは緑道の名前の元となっており、緑道の始まりに位置するお寺、九品仏浄真寺。東京都世田谷区奥沢七丁目にある浄土宗のお寺で、最寄りは九品仏駅ですが、自由が丘駅からも緑道に沿って歩いていけます。「九品仏」(くほんぶつ)とは、この寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことです。3つの阿弥陀堂(「上品堂」「中品堂」「下品堂」)があり、それぞれに3体ずつ阿弥陀如来像が安置されています。

緑豊かなお寺で、境内はかなり広いです。緑が美しいですが、紅葉の名所らしいので、次は秋に訪れたいです。9体の阿弥陀如来像は現在、1体ずつ修復をしていました。3体の大きな仏像が横に並んでいる姿は壮観です。

お寺から自由が丘駅方面の緑道には住宅の他、駅が近くなるとおしゃれなレストランや雑貨の路面店があります。歩いていくと大井町線の踏切がある学園通りにつきあたり、パリセヴェイユがすぐ横です。緑道にはベンチなどはありませんが、樹々が植えられており、遊歩道となっています。

ここから緑道は上にまとめた駅周辺のおしゃれなエリアへと進みます。自由通りにつきあたり、その先のスターバックスやスイーツフォレストからまた緑道を歩きます。

自由通り~緑が丘駅

スターバックスやスイーツフォレスト付近は緑道は自転車置き場になっていました。その先は左右に公園や保育園、住宅が続き、大井町線の踏切を渡ります。

ずっと住宅街(一軒家の他、アパートも自由が丘駅周辺より多いです)が続き、駅近くになると少しお店もありますが、そのまま緑が丘駅に到着します。緑道の歩道部分は少しずつ狭くなっており、木々が植えられおり遊歩道にはなっていますが、うっそうとしている印象もあり道自体は舗装されていないようなので、車道を歩きました。住宅街なので自由が丘駅周辺に比べてあまり手入れがされていないのかもしれません。

訪れたスポット

ここからは飲食店を中心に訪れたことのあるスポットをまとめます。まずは自由が丘の代名詞、パティスリーからです。

パリセヴェイユ

学園通りの大井町線踏切近くにある有名パティスリーのパリセヴェイユ。フランス有名菓子店で修行を積んだ金子オーナーシェフのお店です。いつも店外まで行列ができており、入店まで15~20分程度並んでいる気がします。テイクアウトの他、イートインスペースもあります。少し前ですが、金子オーナーシェフが情熱大陸に出て話題になったみたいです。生菓子の他、焼き菓子やパンも売られています。

雨の日もこんな感じに並んでいます。私も毎回並んでいます…

人気のあるパティスリーのケーキは見た目のデザインが美しく、非常に手が込んでおり、そして何より口どけが軽いです。大人向けで甘さ控えめが多いです。

ムッシュアルノー
オレンジピールやチョコクリーム、板のチョコレート、ヘーゼルナッツの生地が何層にも積み重なっており、オレンジのテイストとナッツのざっくりした生地の触感が美味しい。オレンジのお陰か、軽いクリームのためか、全くくどくない爽やかな味です。毎回これをついつい買ってしまいます。

・エヴェレスト
チーズケーキ。上に乗っかっているラズベリーがかわいい。スポンジの中にもカシスのソースが入っています。甘酸っぱい上品な味わいの大人なチーズケーキです。やっぱり口当たりが軽い。

・サントーレ・キャラメル
キャラメルプチシューの上に、ビターな味わいの大人なキャラメルクリームがのっています。こちらもほろ苦い上品な味わい。(パイ生地を崩すのに少し手間取りちょっと食べずらかったです笑)

・ロアジス
見た目が白と黄色でさわやかな感じです。オレンジ風味のなめらかなチーズクリームの中にオレンジジュレ。上品な軽いオレンジがテーマのケーキです。

パリセヴェイユ
【所在地】東京都目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル 1F
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩3分
【営業時間】11:00~19:00(不定休)
【食べログ】https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13005198/

モンサンクレール

こちらも学園通り沿いですが、大分北寄りにあるスイーツの名店、モンサンクレール。駅から少し離れており、住宅街の中にお店があります。辻口パティシエはメディアへの露出も多く、様々な形態のスイーツショップを事業展開しているため、かなり有名かと思います。その原点のモンサンクレールは今も行列ができる名店です。店内に入ると、ガラス越しに厨房が見え、そこでケーキを作るスタッフの姿が見えます。こちらも生菓子の他に焼き菓子やパンも売っています。焼き菓子は箱も可愛いので手土産にぴったりです。イートインスペースあり。

バスクフロマージュとセラヴィ
リベルテとカフェトンカにあわせてカレルチャペック紅茶のブルーフェアリー(カレルチャペックのグラスにて)

・セラヴィ
モンサンクレールの代表作。フランス大使館主催の菓子コンクールの優勝受賞作です。美しい白い6角形にラズベリーがのったシンプルなケーキ。ホワイトショコラの中はフランボワーズのソースが入っており、上品な甘酸っぱさがあります。

・バスクフロマージュ
チーズとバニラに柑橘系の香りのティムットペッパーが融合したコクのあるチーズケーキです。

・リベルテ
加賀棒茶のブリュレ×自家製の黒胡麻プラリネ×ショコラ。渦が美しい和のケーキ。ブリュレは柔らかく軽やかな棒茶(茎を使ったほうじ茶)の味わいです。ショコラとも違和感なくいただけます。

・カフェトンカ
チョコレートにコーヒー、そして甘い香りのトンカ豆。キャラメルなども入った美しい4層のケーキです。コーヒーのビターな味がやはり甘くない大人向けのケーキでした。

モンサンクレール
【所在地】東京都目黒区自由が丘2-22-4
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩10分
【営業時間】[月~金]11:00~17:00 [土・日・祝]11:00~18:00  
      [定休日]水曜日、不定休
【ホームページ】https://www.ms-clair.co.jp/

以前はこの「パリセヴェイユ」「モンサンクレール」とあわせて「エムコイデ」の3店が自由が丘3大パティスリーと言われていましたが、いつの間にか軽井沢に移転していました。旧軽井沢にあるようなので、今度訪れたいです。

5年以上前に撮影したm.koideのケーキ。やはりおしゃれ。線路沿いの小さなお店でした。

モンブラン

お店の名前のまま、1933年創業の日本初のモンブラン発祥のお店です。こちらのモンブランは本当にシンプルで、創業当時から変わらない味、少し甘めの昔ながらのモンブランです。上にのっているのはメレンゲで、スポンジはカステラに近い感じです。他に店内で売っているケーキやクッキーなどの焼き菓子も昔ながらの形やデザインのものが多い印象でした。イートインスペースもある店内もレトロ喫茶店のような印象です。

モンブランも可愛いですが、箱や袋のロゴも負けずにレトロな感じがして可愛いです。

モンブラン
【所在地】東京都目黒区自由が丘1-29-3
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩2分
【営業時間】11:00~19:00(不定休)
【ホームページ】https://mont-blanc.jp/

続いて飲食店です。おしゃれなカフェはあまり訪れたことがなく、中華が多いです。

泰興楼 自由が丘店

泰興楼は本店が八重洲にあるジャンボ餃子が有名なお店です。こちらも学園通りにあり、パリセヴェイユの手前に位置し、いつも混んでいます。おしゃれでモダンな中華というより、ザ・中華料理の定番を美味しく食べられるお店です。お昼は定食セットとなっておりお値段は1100~1200円くらいです。店内は宮殿調で雰囲気があります。

餃子は一つが大きく、具とジューシーな肉汁がつまっています。きくらげと卵炒めは少し味が濃い気がしますが、それがまた中華らしい。こりこりとした歯ごたえがあり美味しいです。最後に杏仁豆腐も出てきてかなりボリューミーです。中国茶も美味しい。

泰興楼 自由が丘店
【所在地】東京都世田谷区奥沢6-31-17
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩5分
【営業時間】ランチ 11:30~15:00/ディナー 17:00~22:30
      [定休日]水曜日
【ホームページ】https://www.ms-clair.co.jp/

蔭山樓

蔭山樓はフレンチスタイルの創作中華のお店です。フカヒレが有名。こちらも学園通りにあり、北寄りの自由が丘公園のすぐ横のマンションの1階にあります。店内もザ・中華料理という雰囲気よりモダンなおしゃれな感じです。

このときは「名物こだわり麺鶏白湯塩そば(点心セット)」を頼みました。まず三浦の朝獲り蒸し野菜です。柚子胡椒マヨネーズにつけて食べますが、素材の味や甘みが感じられます。バーニャカウダ。続いて点心はエビがプリプリでした。メインの鶏白湯そばは出汁の味がしっかりした上品な味わいでした。どれも味が濃い、脂っこい中華ではなく、創作の軽い上品な中華で食べやすかったです。次はフカヒレをぜひ食べてみたい。

蔭山樓
【所在地】東京都目黒区自由が丘2-8-21
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩5分
【営業時間】ランチ 11:00~/13:00~の2部制 /ディナー 17:00~22:00
【ホームページ】http://www.kageyamarou.com/

状元樓 自由が丘店

自由が丘正面口のエリア、自由が丘一丁目29番地区再開発エリアの一角にある横浜中華街が本店の上海料理の老舗です。すごくごちゃっとしたエリアなのにこちらは立派な建物で内装もかなり華やかです。再開発前ぎりぎりまで営業するようです。移転するのかな?

このときは予約していなかったのでまあまあ待ちました。人気店のようで、後にもかなり並んでいました。待っているお客さんに対しても、とても丁寧に接客していたのが印象的でした。また、お客さんは自由が丘という土地柄のためか、マダムが非常に多いです。価格帯的にも若い人というより、年齢が上の方やファミリーの会食に人気のようです。

ハーフ&ハーフコースをいただきました。全体的な印象としてはこてこての中華ではなく、上品な少し薄味の中華で、脂っこくなく食べやすかったです。本格的な中国茶、シューマイは肉厚でジューシー、チャーハンはパラパラ、杏仁豆腐にはメロンがのっかっており、お安くないですが、お値段だけあって美味しかったです。

状元樓 自由が丘店
【所在地】東京都目黒区自由が丘1-29-17 持田ビル1F
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩1分
【営業時間】ランチ 11:30~L.O.15:20(土日祝15:50) /ディナー 17:00~L.O.21:20
【ホームページ】http://www.kageyamarou.com/

次はカフェです。

花きゃべつ

駅から九品仏川緑道を歩くと自由通りにぶつかる手前に老舗のパンケーキで有名な喫茶店「花きゃべつ」があります。

店内はレトロで雑誌があったりテレビもついている昭和の喫茶店の雰囲気。レトロ喫茶の店内は暗いイメージがありますが、ここは角地にあり、窓もあるので外からの光で店内は明るいのがよいです。

メニューもレトロです。パンケーキは昔ながらの家庭のホットケーキに近い味なので、食事系のメニューが充実しています。ピリ辛のサルサドッグはかなりボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。

花きゃべつ
【所在地】東京都目黒区自由が丘1-7-3 自由が丘第一マンション 1F
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(南口)から徒歩3分
【営業時間】9:30~19:00
【食べログ】https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13017705/

ROYAL CRYSTAL COFFE

ドトールコーヒーの鳥羽会長がオーナーのカフェ。学園通りにあります。ヨーロピアンクラシックな内装の2階のカフェと鳥羽会長のコーヒーカップやグッズのコレクションが展示されている1階のギャラリーがあります。まさにコーヒーの殿堂、ミュージアム的な施設です。会長のコーヒーへの夢が詰まっています。外観も宮殿のようですが、中もお城や邸宅のような空間が広がっています。展示品にはカップの他に、ヨーロッパで過去に使われていたミルが並んでいたり、コーヒー焙煎の大きなロースターがあるファクトリーがガラス越しに見られたりテーマパークさながらです。

カフェも利用しケーキセットをいただきましたが、お値段は安くないのでやはり自由が丘マダムが多いです。アフタヌーンティーもやっているみたいです。コーヒーは店内で焙煎されており、美味しかったです。ホットはポットででてきますし、こだわりを感じます。衝撃的だったのが写真にあるガラスの器に乗ったおしぼりです。水をかけると固形の紙が広がり、アロマティックなおしぼりに変身します。これは初めてで驚きました・・・

ROYAL CRYSTAL COFFEE
【所在地】東京都目黒区自由が丘2-16-3ロイヤルクリスタル自由が丘
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩5分
【営業時間】11:00~20:00(土日祝は19:00)
【食べログ】https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13017705/

銀座にも店舗があるようです。

スターバックスコーヒー 奥沢二丁目店

九品仏川緑道沿いで自由通りを渡ってすぐのところにあります。スタバの中でも希少な豆を提供するリザーブ店で、カップが普通のスタバと違っていたり、リザーブ店のグッズを販売しています。テラス席もあり、自由が丘らしい店舗です。

スターバックスコーヒー 奥沢二丁目店
【所在地】東京都 世田谷区 奥沢2-38-9
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(南口)から徒歩4分

ここからは商業施設です。自由が丘は路面店が中心なので、商業施設でも個性的で魅力あるお店を集めることが重要かもしれません。

ラ・ヴィータ自由が丘

学園通りから一本はいったカトレア通りの住宅街の中にあります。ベネチアを模した美しい建物の商業施設です。いきなり出てくるのでびっくりしました。笑

見てのとおり、スクール関係やショップが多く、残念ながら飲食店はありません。景観は非常に美しいので、ショッピングをするというより、撮影スポットとしてはいいかもしれません。

ラ・ヴィータ自由が丘
【所在地】東京都目黒区自由が丘2-8-3
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩3分

自由が丘スイーツフォレスト

一時期、自由が丘のスイーツのテーマパークとしてメディアでかなり紹介されていた有名スポット。時代の流れか、2022年7月に韓国スイーツとのコラボレーションの9店舗でリニューアルしています。韓国スイーツは写真映えしそうな見た目が可愛いお菓子が多いです。場所は九品仏川緑道沿いの自由通りを越えてすぐのスーパーマーケットの食品館あおば等が入っている商業施設の一角です。

ピンク一色の店内と韓国スイーツは若い世代にとっては魅力的なのかな?

自由が丘スイーツフォレスト
【所在地】東京都目黒区緑が丘2-25-7 ラ・クール自由が丘 2F
【アクセス】東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅(南口)から徒歩5分
【営業時間】10:00-20:00
【ホームページ】https://sweets-forest.cake.jp/

トレインチ

東急が開発した商業施設で、学園通りの南側、パリセヴェイユ付近の踏切を渡った大井町線の線路沿いにあります。建物自体は無機質な感じですが、大人向けのおしゃれな個性的な雑貨店や飲食店が多い印象です。屋外型のショッピングモールで二階まであります。敷地が元は電車基地だったため、その廃材を使用しているそうです。個人的には軽井沢のベーカリーの浅野屋ややなか珈琲店、カレルチャペック紅茶がお気に入りでした。

2022年夏現在、秋の2度目のリニューアルに向けていまほとんどのお店が閉店しているさみしい状態です。 

今後もまた別のお店に行ったらまとめていきたいと思います!増えてしまったら別ポストにしよう…

まとめ

自由が丘の魅力であるおしゃれな飲食店や雑貨屋の多くは路面店です。商業施設の中の店舗ではなく、路面店が多いことこそが自由が丘の魅力だと思いますし、楽しくショッピングしたいのですが、どうしても道が狭いが故に道路を通る車が近くて気になるのが正直なところです。小さな子供連れだと、車通りの多くない住宅街はいいのですが、駅周辺は怖いかなという気がします。自由が丘に住んでいる層だと車での移動が当たり前なのかもしれません。

自由が丘は、住宅がメインのあまり大きくない街で、オフィスや大型の商業施設や繁華街がない中で、個性的でおしゃれな路面店を目的に多くの人が訪れる町です。同じような街だと、もっと高級のエリアだと代官山、あとは高円寺や下北沢あたりでしょうか。専門店が集まり個性的な街として尖り続けるのは、自由が丘の魅力を維持し続けなくてはいけないので、街として難しい部分もあるかと思います。ありきたりなお店ばかりになるのではなく、今回の再開発で街によいエッセンスが加わるとよいですね。

スイーツやカフェをはじめ、自由が丘ならではのお店がたくさんあり、ここでしか食べられない、買えないものがあり、都心の繁華街ほど混んでいないので、今後もちょこちょこ訪れたいと思います。
ただ、現在の相場や街の構造、交通の便やおしゃれすぎるお店たちを考えると、個人的には「住む街」ではないかな、と思います。住宅街はとても閑静なので、お金があればまた違うのかもしれませんが(笑)

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