【クラシックホテルシリーズ①】万平ホテル

The classic room of Manpei Hotel ホテル・旅館

本日は万平ホテル滞在記です。万平ホテルは明治27年創業のクラシックホテルです。昨年の軽井沢旅行で、避暑地、別荘地の軽井沢の歴史そのものである憧れの万平ホテルに泊まりました。少しでも魅力が伝われば嬉しいです。
クラシックホテルについてはこちら⇒https://tokyo-walking.com/classic-hotel/

万平ホテルとは

創業120年にもなる軽井沢の老舗のホテルです。1894年、多くの外国人が避暑地として訪れていた軽井沢で、旅籠「亀屋」を洋風のホテルに改装し、「亀屋ホテル」が開業しました。その2年後、「萬平ホテル」に名称を変更。1936年には現在の本館である「アルプス館」ができあがり、「万平ホテル」と改称しました。ジョン・レノンが気に入り、滞在したことでも有名で、ファミリーが過ごした128号室は大人気の部屋となっています。また、ジブリ映画「風立ちぬ」に出てくる「草軽ホテル」のモデルとも言われています。

旧軽井沢の軽井沢銀座から徒歩10分程度。静かな緑の中にホテルはあります。
(軽井沢銀座訪問についてはこちら⇒https://tokyo-walking.com/karuizawa1/

The entrance of Manpei Hotel

万平ホテル滞在記

エントランスからホテルに入ってすぐにロビーです。赤いじゅうたんにアンティーク調の柱や椅子、かなりレトロ、クラシックな雰囲気が漂っています。

The lobby of Manpei Hotel

お部屋

万平ホテルには1936年にできたアルプス館(本館)、アルプス館を模したウスイ館、スタンダードのアタゴ館があり(その他別館やコテージもあり)、お値段もこの順となっています。今回は夏休みをとり、平日にウスイ館のクラシックタイプに宿泊しました。頑張りました!笑

部屋までは長い廊下を進みます。廊下は少し古さもありますが、薄暗く、レトロな雰囲気で素敵です。

こちらがウスイ館のお部屋です。アルプス館のクラシックな雰囲気も味わえ、新しさもある雰囲気で大満足でした!

The classic room of Manpei Hotel

障子のようなガラスの格子戸でベッドルームと縁側のようなテーブルのゾーンが分かれているのが和洋な感じを醸し出しています!アルプス館を模しているのはこの様式ですね。また、このペンダントライトも丸くて和っぽいですね。デスクや棚も木製のアンティーク調でレトロな雰囲気にぴったりです。

お風呂はこんな感じ。猫脚バスタブが有名なようですが、このときは普通タイプでした。

the bath of Manpei Hotel

館内

ご飯の前に少し館内を探検しました。

こちらがアルプス館の128号室、ジョン・レノンがよく滞在していた部屋です。この日も誰か滞在していた模様。やはりものすごく人気でなかなか予約がとれないようですね。レジェンド部屋です。

128 room of Manpei Hotel

史料室です。歴史のあるホテルではホテルの歴史や調度品などを展示している部屋があることがあるようです。興味深く見学しました。写真のピアノはジョン・レノンが弾いていた、かつてダイニングルームに置かれていたヤマハのピアノだそうです。

メインダイニングルーム

さて、食事付きのプランでは和洋中を選ぶことができます。今回は夕食に洋食、朝食には和食を選択しました。朝食付きのホテルは多いですが、ディナーセットのプランがあるのは旅館のようで個人的には好きですし、ありがたいです。

夕食は本館のメインダイニングルームでフレンチをいただきました。ロビーのすぐ横にあります。

Main Dining Room in Manpei Hotel

このダイニングルームがまたレトロで重厚な雰囲気です。壁にはステンドグラスがありますが、描いてある絵は軽井沢周辺の歴史が描かれており、そのタッチは日本的です。木の格子の天井や丸いペンダントライトの明かりは和を意識しており、木目の柱や壁、棚、レトロなテーブルと椅子、赤いじゅうたんと相まって、和洋折衷の雰囲気を醸し出しています。

お料理はこちらのフレンチのコースです。メニュー表は大正時代から使われているとのこと。可愛いです!

dinner in Manpei Hotel

めちゃくちゃ王道のフレンチです。東京だとちょっと見た目華やかな盛り付けだったり、アクセントのきいた食材を使っていたり、少し和を混ぜてみたり、シェフのこだわりが入る店も多いのですが、とてもオーソドックスで美味しいコースでした。レトロな雰囲気にぴったりのディナーでした!
旅行だと旅館に泊まることも多いので、旅先でフレンチを食べるのもまた新鮮なのです。

翌日の朝食もご紹介します。鮮熊庵たん熊北店で和食をいただきました。場所は玄関から見て左手です。お粥と白米を選択できます。朝から美味しい和食を食べてお腹いっぱいです!

Breakfast in Manpei Hotel

なお、残念ですが、鮮熊庵は新型コロナウィルスの影響で今シーズンは営業が短くなるようです…

最後にサプライズ

チェックアウト前に売店に行き、ジョン・レノンがレシピを伝授したミルクティーの茶葉クラシックホテルパスポートを購入しました。
クラシックホテルパスポートについてはこちら⇒https://tokyo-walking.com/classic-hotel/

そしてチェックアウトを行い、クラシックホテルパスポートにスタンプを押してもらったのですが、なぜだかスタンプを押すのに時間がかかってしまい(あまり利用者がいないのかしら…)、少し待ち時間が発生。(10分くらい?)
パスポート返却のあとジョン・レノンのミルクティーを飲みにカフェテラスに行ったのですが、席についたあと、サプライズ発生。わざわざスタンプ押しに時間がかかってしまったことのお詫びとして、スタッフの方が席まで来て、万平ホテルオリジナル2020年卓上カレンダーをくれたのです。え、全然そんなに長く待っていたわけではないのに・・・すごく申し訳なかったですが…とても嬉しかったです!サービスすごい。カレンダー売り物なのに…。いまカレンダーを大切に使っています、ありがとうございました。やはりクラシックホテル、素晴らしかったです!!

ジョン・レノンのミルクティーについてはこちらに書いたとおりです。
https://tokyo-walking.com/karuizawa1/

The royal milk tea in Cafe Terrace of Manpei Hotel

全体の感想

クラシックホテルの雰囲気、歴史をロビーやダイニング、お部屋、資料室などから存分に感じることができて大満足でした。綺麗にされているのにレトロな感じが素敵です。ジョン・レノン縁のものも多く、楽しめました。泊まるだけではない、普通のホテルとは違った楽しみがあります。サービスも気を遣っていただいて申し訳なかったです。お客さんを大切にするホテルだということが感じられました。また行きたいです。

Manpei Hotel

コメント

タイトルとURLをコピーしました