【備忘録】中野で見たもの食べたもの

白線通り 街歩き

こんにちは。今日は中野の散歩の備忘録です。サブカルの街、中野。何回か訪れたことはありますが、あまり縁は深くありません。今回改めて中野を歩いて見たもの食べたものを記録します。散歩のコースとしては東中野駅周辺→線路沿いを歩き中野駅→中野駅周辺散策の恐らくトータル4kmほどでした。東中野~中野駅までは写真をあまり残しておらず、簡単に書き留めます。

東中野〜中野

東中野は中央総武線各駅停車と都営大江戸線の駅で、中野駅より一つ新宿寄りの駅です。
地図上だと東中野駅周辺は山手通り(大江戸線)と総武線が交差し、4つの区画に分かれているように見えます。東側に進むと神田川があり、川を境に新宿区となります。

東中野は今回初訪問。駅周辺や山手通り沿いには商業施設やスーパー、飲食店、そしていくつかタワーマンションがありますが、基本的には低層の住宅街が広がっている落ち着いた街という印象です。
山手通りはこんな感じです。

JR東中野駅西口駅前で目立っていたのは北東側にそびえつ立つタワマンクラッシィタワー東中野です。

北西側の住宅街には、写真を撮り忘れていますが、東中野ギンザ通りという商店街もありました。大きなスーパーのライフもあり、生活には便利そうです。南東側も歩きましたが、スーパーなどもなく、ずっと低層住宅街という印象でした。

プラウド東中野 低層マンションや戸建てが多いエリアです

神田側方向に進むとJR東中野駅東口なのですが、この付近の線路沿いは、南側のこの階段のエリアなど、まだまだ昔ながらのお店や住宅も立ち並んでいます。

いきなり階段で不思議な構造でした

一方で神田川沿いは再開発があり、タワーマンションが二本並んでいます。手前のユニゾンタワーは駅とデッキでつながっており、下層部には商業施設ユニゾンモールが入っています。更に手前には結婚式場の日本閣跡地があるのですが、ここもまたタワーマンションとなるようです。

JR西口から東口方向への道。昔ながらの建物が並び、奥が神田川方向、マンションはユニゾンタワーとパークタワー東中野。

東中野は、中野から1駅ですが、かなり落ち着いている印象なので、中野や新宿に足を運びつつ、静かに生活したい方にはいい街かと思いました。

戻って総武線に沿って西側に進み、中野駅を目指します。基本的には住宅と学校が立ち並ぶエリアだったので、あまり写真は残っていませんでした。

中野駅周辺

中野駅はJR中央本線と東京メトロ東西線が通る駅。中野区の中心です。さすが中野、繁華街なので駅前はかなり人が多いです。住宅街の東中野とは大分様子が異なります。まずはサンモールやブロードウェイのある北口周辺を歩きました。

中野サンモール

中野サンモールは中野駅北口正面の全長224mにわたるアーケード商店街です。突き当りにはサブカルの聖地、中野ブロードウェイがあります。個人店からチェーン店まで、活気のある人通りの多い商店街です。

サンモール入口横にある大判焼き(今川焼)の「おやき処 れふ亭」は大人気。行列しているのを見て私もついつい並んでしまいました。メニューも定番品から季節メニューがあり、あんこがつまっていておいしいです。「花」は小倉あんこですが「焼」は何の味だったか・・・

中野ブロードウェイ&コープブロードウェイ

サンモールを奥まで進むと、言わずと知れたサブカルの聖地、中野ブロードウェイ。中は相変わらず雑多でしたが、今回は内部の写真を撮っていないので、入り口の写真のみです。

公式ページでは以下のとおり紹介されています。

現在のように「サブカルの聖地」として名を知らしめるようになったのは、1991年(平成3年)のバブル崩壊後になります。・・・(中略)・・・しかしながら、中野ブロードウェイは、すべてが「サブカルの聖地」に染まっているわけではありません。開業時由来の地域密着型の店舗と、サブカル志向のマニアックな店舗とが混在し共生しています。その特異性も、多くの人を惹きつける魅力のひとつです。さらに、ここ数年は、ベンチャービジネスの起点としても注目を浴びています。ビットコイン、3Dプリンターなど、新しい業態の店舗も増えて、益々、カオス化が進んでいます。奇妙に調和したカオスの世界。あるいは、レトロフューチャーの迷宮。中野ブロードウェイは、時空を超えた未来が感じられる不思議空間なのです。

中野ブロードウェイ NAKANO BROADWAY OFFICIAL SITE 中野ブロードウェイってどんなところ?
https://nakano-broadway.com/aboutus/

そして、今回気になったのは公式ページも記載がある商業住宅複合ビルの住宅部分。商業施設上の5~10階部分が住宅部分のコープブロードウェイとなっています。中野ブロードウェイの裏側、早稲田通りに出るとそこは完全にマンションでした。

1966年築のビンテージマンションでオートロックに内廊下、屋上庭園まであり、リフォームされている部屋も多いです。ブロードウェイ、サンモールなど買い物は超便利、駅からも徒歩5分という立地ですばらしいですが、中野ブロードウェイに住むってどんな感じなのでしょう…?

ブロードウェイのすぐ隣は24階建てタワマン「ザ・パークハウス中野タワー」で、木密地域の解消を目的に行われた再開発で建てられたマンションのようです。デザインが素敵ですね。ここも買い物利便性は高いですが、すぐ横がふれあいロードで飲み屋街なので騒がしそうではあります。

昭和レトロな飲み屋街

中野ブロードウェイの入口、サンモール側に戻り、横道に入ります。これまで中野ブロードウェイから横道に入ったことはなく、周辺の飲み屋街には今回初めて足を踏み入れました。

昭和の飲み屋街の感じです!狭い通りに飲食店が軒に連なっています。上の写真は道に白線が引いてあるそのまま白線通り、下の写真は早稲田通りと駅方向に南北につながるふれあいロード

まだまだコロナが怖いという時期で閉じているお店もありましたが、開いているお店で楽しそうにお酒を飲んでいる方も多く、活気があったことを覚えています。

このときはブロードウェイのすぐ近く、白線通りの担々麺「ほおずき」で担々麺を食べました。

「ほおずき」はたくさんのスパイスと、そして海老の香りや味、そしてザーサイが印象的な担々麺の名店です。辛さを選べて、ライスも無料でつきます。どんぶりが斜めになっており、おしゃれな感じです。お味もどちらかというと上品な印象でした。すごく雑多なところにあるお店なので、少し意外な感じでした。

食べログはこちらです↓
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13097692/

中野サンプラザ~建設中の中野駅南北通路

中野ブロードウェイから西側に抜けると大通りの中野通りです。さっきまでの雑多な昭和な世界から現実に戻ってきた感じです(笑)。こちらは丸井の本社ビル。丸井は中野で創業されたのですね。

こちら写真左側も中野のシンボル、中野サンプラザです。

複合施設で、ホールや飲食店、ホテルが入っています。中野サンプラザのホールと言えば、個人的にはアイドルがよくコンサートを開いているイメージですね。なお、お隣の区役所エリアを含んだ一帯の再開発の計画が進められており、2028年に建て替え予定です。大ホールや商業施設の他、オフィスやレジデンスを含んだ大規模な再開発となりそうです。

中野駅に戻ります。2026年の完成を目指して、駅西側南北通路・橋上駅舎等事業が進んでいます。かなり大規模な工事です。

駅西側を整備し、駅前広場と住宅地を結びつける文化的なにぎわいのまちなみをつくりだすようです。新たに改札口として西口をつくり、南側の住宅街のエリアから再開発が進む中野区役所・サンプラザへの流動を生み出す計画のようです。

(2023年7月追記)
7月2日に中野サンプラザが閉館しました。その1週間前に中野を訪れました。

再開発が加速していきそうです。

中野四季の森公園・セントラルパーク

(7月追加)
23年6月後半に中野四季の森公園・セントラルパークを訪れました。北口を出て、西側の方にあります。2012年に移転した警察大学校の跡地が再開発され、公園、オフィスビル、大学が新しく作られました。訪れた日も多くの人が訪れ、家族連れや若い人でにぎわっていました。

イベントが多く開催されているようで、市民の憩いの場となっていました。この日も、多くの人がBBQをしていたり、開催されたフリーマーケットにも多くの人が集まっていました。

公園の奥には大学と池がありました。大学は明治大学と帝京平成大学があります。池では多くの親子が水遊びをしていました。

四季の森公園の北側では新中野区役所の建設工事が進められていました。現在の区役所からの移転になりますが、現区役所も公園の東側にあり、駅からすぐでした。確かに少し古いですね。

中野ツインマークタワーと四季の庭・水辺の庭

南口エリアに進みます。

(7月追記)
駅前の様子は写真のとおりです。北口よりこじんまりとしています。こちらも駅を出てすぐ左手のところで再開発があり、オフィスと賃貸住宅(住友不動産のラトゥールブランドのタワマン?)が建つようです。

スリランカカレーの有名店の「アチャラナータ」はこちらの南口側で、大通りから一本入ったファミリーロード沿いの雑居ビルにあり、スパイスのきいたカレーが食べられます。入っている雑居ビルは階段しかなく急なので足元注意です。
食べログ→https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13156154/

中野アチャラナータカレー

駅南西にはマルイがあり(ここが創業時の本店でしょうか?)、周辺は飲食店もあります。この一帯が南北通路開通で区役所やサンプラザにつながりますね。また、南東エリアも駅前広場や商業施設・オフィスの再開発があるようです。それ以外は基本的には住宅街が多く、雑多な商店街や商業施設の多い北口とは雰囲気も異なります。

今回注目したのは中野マルイの奥にある中野ツインマークタワーというタワーマンション。2012年築の29階建てマンションです。

マンション入口横の階段を上ると、「四季の庭・水辺の庭」という緑豊かな小さな庭があり、マルイ2階や中野レンガ坂につながっています。高い建物の間にこういった緑の憩いのスペースを作るのは素敵ですね。水辺もあり、様々生物が生息する小さなビオトープとなっています。

中野レンガ坂

最後に中野レンガ坂です。マルイのすぐ駅より横の小さなヨーロッパ風のレンガの道の商店街で、入口のゲートもかわいいです。おしゃれなお店がたくさんあります。

ライトアップもされて雰囲気ありますね!ビルの合間にいきなりこういったコンセプトの通りが出てくるのが中野らしさなのかもしれません。今度はお店にも入ってみたいです。

まとめ

以上、中野で見たもの食べたものでした!
中野は本当に雑多な街で面白いです。中野ブロードウェイ周辺のごちゃごちゃしたエリアは残しつつも、中野サンプラザや区役所の再開発、西口の南北自由通路建設など、まさに変貌をとげつつある街です。様々な文化が融合する訪れる街であるとともに、周辺には住宅も広がっており、かなり騒がしい繁華街を許容できれば、住みやすい街だなぁと感じました。1駅離れた東中野はかなり落ち着いているので、中野駅の利便性を享受しつつ、お隣駅に住むのもよさそうですね。

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