【街歩き】東京湾岸夜景散策~豊洲・晴海・勝どき・月島~

the night view from Harumi-ohashi bridge 街歩き

こんにちは。東京ベイエリアの夜景は綺麗!とインターネット上でよく聞いていたので、どんなものかと昨年冬に豊洲を中心に散策してみました。日中訪れたことがある場所は日中の写真もあわせてまとめてみました。評判どおりビルの明かりが素敵なきらきらの夜景でした!

散策ルート

豊洲⇒晴海大橋⇒晴海⇒黎明橋⇒勝どき駅(⇒勝どき橋⇒銀座方面・・・)⇒⇒月島駅⇒朝潮大橋⇒晴海⇒晴海橋梁⇒豊洲

豊洲のタワマンに住んだ感覚の夜景を楽しめるという「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」に宿泊しました。まず、ホテルを起点に新豊洲方面から勝どき駅に向かい、そこから電車に乗って夜ごはんへ。帰りは月島駅から豊洲まで歩いて帰りました。全て埋立地のウォーターフロントエリアです。

豊洲エリア

豊洲には何度か訪れています。東京の湾岸エリアで最も開発に成功したエリアではないでしょうか。ららぽーと豊洲、キッザニア東京、豊洲市場、職住近接を求める共働き層に人気の数多くのタワーマンション、オフィス、大学などがあります。

私の中では若いファミリーが多く住む街というイメージが強いです。オフィスや商業施設もあるので、閑静という感じではなく、活気もあります。埋立地がゆえに道路や区画が広く、開放感があり、東京の町によくあるごちゃっと感がないのが特徴です。ほとんど完成されている街です。

豊洲、他の湾岸エリア(有明、東雲)についての記事はこちら↓

三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス

宿泊したホテルのある「豊洲ベイサイドクロス」は2020年6月に開業した商業施設、オフィス、ホテルからなる建物で、黒いビルです。上部がホテルになっています。隣はららぽーと豊洲です。

36階がロビーです。ロビー階はフロント、レストラン、大浴場があります。クリスマス前だったのでツリーもありました!

正面には大きな窓があり、そこからは海、東京の湾岸エリアを見渡せます。方向的には東の方、右手が晴海、勝どき方向、正面がレインボーブリッジ、品川、左手に豊洲市場、有明が見えます。目の前に海が広がり見晴らしが良いです。夜は海を超え遠くまでビルの明かりが見えます。

お部屋はこちらです。広くはないですが、木目調のテーブルやグレーを基調としたカーテンや床、そしてその中に赤紫色の小さいソファがあり、一般的なビジネスホテルよりかなりスタイリッシュな雰囲気です。まだ開業したてということもあり、綺麗でした。ビジネスホテルチェーンよりもちろんお値段もしますが、有名なシティホテルよりは安価です。有明で泊まったホテルも似たような感じでしたね。

窓からの景色はこんな感じです。方向としては豊洲駅、東雲方面を向いています。目の前は豊洲シエルタワーという40階建てのタワーマンションで、その後ろには東雲のタワーマンション群があります。

右手には建設中のブランズタワー豊洲、先には豊洲市場や有明方面、さらに遠くにレインボーブリッジが見えます。

34階のタワマンに住むとこんな感じに見えるのでしょう。朝は日が昇る風景も見られました。東雲から朝日が昇る季節でした。かっこいいですね!

豊洲~勝どき

ホテルを出て、ゆりかもめに沿って新豊洲方面に進みます。豊洲公園方向の夜景はこちら。晴海のタワーマンション群が輝いています。

反対側には建設中のブランズタワー豊洲。相変わらず敷地が広いです。その横に見えるのは東雲(有明?)のタワーマンション群でしょうか。

晴海大橋を渡ります。ここから勝どきまでの風景は夕方に訪れたときとあわせてご紹介します。

晴海方向に向かって右側には豊洲が見えます。1枚目は夕方の写真。高い建物が並び、東京スカイツリーも端の方に見えます。2枚目は夜の写真。マンション群も綺麗ですが、青いオブジェと赤やピンクに建物自体が光っているららぽーと豊洲が目立ちます。工事中のブランズタワー豊洲のクリスマスにはツリーマークのイルミネーション(?)が!季節ならでは、建設中に粋ですね。

右前方には晴海の3棟のタワーマンション(ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンスザ・パークハウス晴海タワーズティアロジデンスパークタワー晴海の晴海3兄弟。パークタワー晴海はオリエンタルランド監修らしく、デザインが気になります。。)が見えます。夜は輝いています。建物の最上部の光の帯(ティアラというらしいです)が目立ちます。豊洲公園から見えていた手前のマンションです。

左側方向にも青い光が特徴的なタワマン3棟(こちらはベイシティ晴海スカイリンクタワードゥ・トゥール)、そして暗闇に包まれたオリンピック選手村が見えます。

夕方の写真だとその姿が露わ、清掃工場の煙突も目立ちます。

晴海エリアは広い区画に高いビルがある新しい街です。トリトンスクエアなど、オフィスビルもあります。商業施設や飲食店はあまりない印象ですが、マンションは多く、オフィスと住宅の街です。東雲も静かな住宅メインのエリアでしたが、オフィスはあまりないものの、大きなイオンがあり豊洲も近いので、また印象が違います。お買い物は勝どきや豊洲でするのかもしれません。エリア内に駅はないのですが、バスは走っており、また自転車があれば銀座や東京にも近いと思います。エリアの半分はオリンピック村なので、これから開発ですね。晴海エリアは閑静なエリアなので、もう少し活気が出るかもしれません。

こちらはすでに解体されてしまった隈研吾氏のCLT PARK HARUMIです。晴海大橋を渡ってすぐの交差点にありました。2020年9月までの期間限定オープンで、暫定のパビリオンで展示ホールやカフェが入っていました。

勝どきに向かい、黎明橋へ進みます。左手にはTHE TOKYO TOWERS勝どきザ・タワーの3棟のタワーマンションと建設中のパークタワー勝どきのクレーンが見えます。

THE TOKYO TOWERSはデザイン的に昼間の方が綺麗に見えるかもしれません。勝どきまで来ると、飲食店や雑居ビルも多く、街に活気があります。ごちゃっとした東京によくある町といった印象でした。このときは勝どき駅から地下鉄に乗りました。

この中央区の湾岸エリアは本当にタワーマンションが多いです。夜景が美しいのも住人の方の生活の明かりのおかげですね。オフィスビルばかりだと夜遅くや休日の明かりはありません。キラキラとした夜景の背後にいろいろな方の生活があるのも面白いです。

こちらは別日に訪れた時の夕方の勝どき橋からの夕焼けです。東京タワー、浜松町、竹芝、田町方向に日が沈みます。墨田川にかかる晴海通りの勝どき橋は石造りの歴史ある橋。大型可動橋として昔は船舶が通る度に開閉し、日本の技術を誇る橋だったそうです。渡ると築地、銀座です。

月島〜豊洲

夕食を神田周辺で済ませ、地下鉄で月島駅まで戻り、豊洲まで歩きました。月島周辺は残念ながら周囲が暗かったので、あまり街を堪能できず。もんじゃストリート、学生時代以来行ってない気がします。。今回はすぐに朝潮大橋から晴海エリアに向かいました。橋を振り返ると月島のタワーマンション群。月島も再開発が進んでいるエリアのようで気になります。

橋の左手は前方が豊洲、真横は門前仲町、木場方面です。右手には晴海、勝どきのタワーが見えます。

朝潮大橋を渡り、新月島公園の横を通り、今度は晴海橋梁を渡り豊洲に戻ります。右手は新豊洲、有明方面、左は墨田川方面で清澄白河、錦糸町を越えて青く光る東京スカイツリーが見えました。

この地点からスカイツリーまで直線距離で6kmほとですが、錦糸町方向は下町ゆえに遮るものがないので、スカイツリーがとても大きく見えます。すごい景色です。対岸のタワマンがたくさんある月島方向と対比しても面白いです。

橋を渡って豊洲へ。ららぽーとの横にあるアーバンドックパークシティ豊洲の2棟は人気のマンションです。

まとめと感想

噂に違わずベイエリアの夜景は美しいものでした。ドライブしても素敵ですね。昼間も海と建物の景観は綺麗で、一帯をサイクリングするのも楽しそうです。

東京湾岸エリアの場合、夜景を形作っているそのほとんどがタワーマンションという住居というのが興味深いです。横浜や神戸のベイエリアだと、タワーマンションの他に商業施設やホテルなども夜の景観の一部をなしています。白やオレンジの光を放つきらきらのタワーは住居ならではです。かつて郊外に多くの新しい住宅が作られたように、今、交通利便性の高い湾岸に住宅を中心として再開発が行われているのは、未だに東京に人口が集中していることの現れとも言えるかもしれません。東京という都市は横に広がっているのではなく、最近は縦に広がっているということを感じました。

また、晴海橋梁から見えた東京スカイツリー周辺は高い建物があまりなく、昔からの街と再開発の進む新しい街の対比が見られたのも面白かったです。様々な顔を持つのは東京という都市の魅力だと思いました。

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